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Notebook and Pen

移住のユメ/Won't you start a country life?

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地方生活を始めるための三条件
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1.「動植物」に出会う日常に慣れること
2.「不便」を楽しめること
3.「好奇心」を持ち続けること

 

村人(むらびと)と旅人(たびびと)。
ヒトは大抵このどちらかに分類される。

伝統習慣を守って「保つ」役割を担うのが「むらびと」で、
新しい考えや工夫を持ち込んで「変える」のが「たびびと」。

 


地方の社会では、若者が都市部に流出し続け、
人口の減少と高齢化により「不便」がどんどん増えている。

 

店主が高齢になり、後を継ぐ若者がいなくて、
廃業となる店が後を絶たない。
若い世代の少ない地方では、新しく商売を始めても、
生活を支えるだけのお客さんを集められない。

 


『「不便」は新しい考えや工夫を持ち込んで
「変える」チャンスだ』と捉える「たびびと」に注目が集まる。

 

地域の活性化を目指す「地域おこし協力隊」を始め、
農業に、漁業に、そして地方議会に進出する
都会から地方への移住者たち。

新風が吹きこまれることを歓迎する論調が目立つ。
確かに昔から「若者、馬鹿者、他所者(よそもの)」が
社会を変える原動力になると言われてきた。

 

 

ただ、「変える」=「(古いものを)壊す」だけであってはならない。

 

「たびびと」との接触や交流を通して
「むらびと」も変わっていかなければならない。
何を保存し、何を変えていくか、それは何故なのかを
自分の頭で考えることが必要なんだよ、「たびびと」も「むらびと」も。

そうでなければ、「むらびと」だけの社会は消えて行き、
地方に「たびびと」だけの社会(=ミニ都会)ができるだけになる。

 

それでは、地上から心の安住の場所が無くなってしまう!

 

 

ひとりひとりが社会の未来像を思い描こう。
そしてヒトと話し合っていこう。
「不便」を楽しんで克服しよう。
その先に未来はやってくる。
 

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